『すばらしい』
確かにフレーミングリップスっぽい、ドリーミーでサイケデリックでポップ
2008年の良い一枚だ。
胸が苦しくなるような美しいメロディ 取り返しのつかない、戻れない、終わってしまった、
そんな、大きい声を出したって何も取り返せない立ち尽くしてしまう気持ち、にうってつけ
失恋気味だった僕はこれになぐさめられて冒頭三曲で涙すら出そうになる
そういう音楽としても聴けるっていう意味で。
昨今のサイケ勢の勢いでは、60、70年代あたりの感覚に注目がおかれるけれども
この近い90年代のサイケ感覚が、巧い具合にそこに名乗りをあげて参入していってる
っていうのは、良いですよね
ブルックリンからっていうことで、もっとアヴァンギャルドかと思いきや、とても聞きやすい